上総の国の片田舎に古民家という名の廃屋あり。改修再生完了しました
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民家の学校入学式@自由学園明日館
「民家の学校」に入りました。
NPO日本民家再生協会(JMRA)主催、生活体験・大工仕事・森林作業等のワークショップを通して、生身の民家を肌で感じる「体感学校」だそうで、1年・全8回の連続講座です。
今日は入学式。
ワタクシ12期生になります。 12年続いてるとはすごいです~

本日の会場は、東京・池袋にある自由学園明日館(みょうにちかん)。
自由学園明日館
1921年(大正10)、羽仁吉一、もと子夫妻が創立した自由学園の校舎として、アメリカが生んだ巨匠フランク・ロイド・ライトの設計で建設。国の重要文化財指定。
木造で漆喰塗。高さを抑えた姿はプレイリースタイル(草原様式)と呼ばれ、彼の出身地・ウィスコンシンの大草原から着想。
おお「大草原の小さな家」ですね♪

扉や窓には、鋭角的な幾何学模様がいっぱい。アールデコとは違うの?
自由学園扉 自由学園窓 
自由学園明日館窓など 自由学園明日館回廊
よくみるとわりと簡素な感じ。建物の様式のせいもあるのでしょうが、
説明によると、当時事情があって、建設が突貫工事だったそうな(笑)

よく手入れされた庭が素敵。 桜の大木は、花がほころび始めたところ。
木の下は、クリスマスローズ(ヘレボレス・オリエンタルス)がいっぱい。
桜 自由学園庭

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木の名前のついた班に振り分けられるのですが、私は
松班
松ですか。やはり何かの因縁か…(^_^;)

授業は座学のほか、こんなのも。

木片を見て、木の名前を当てるクイズ。
木片
うーん、スギとヒノキはわかったけど…後は??
しかし、他の優秀メンバーのおかげで、松班はなんと全問正解!♪

木の枝葉を見て、名前を当てる。
これなら得意~♪ と思ったら、私の苦手な常緑樹・照葉樹ばっかりだった…orz
木1 木2
木3 木4
スギ、ヒノキ、アカマツ、イチイ、ツバキ…はわかるけど、うむむ。 
11問中正解は7問。

木の名前正解

楽しゅうございました♪ 次回も楽しみです。

EOS kiss-DigitalN/SIGMA DC 18-50mm F2.8

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緑したたる日本民家園を見学
日本民家協会主催のイベントで、川崎の日本民家園を見学しました。去年に続いて2度目。
いつの間にか2班に分かれていて、私は建築家・大沢先生の解説の班に。

当日は小雨が降ったりやんだりの天候(残念w)。足元はぬかるんでいたけど、
しっとりと濡れる新緑の中にたたずむ古民家群は、なかなか良い風情です。

雨に煙る芝棟(しばむね)の茅葺屋根。
芝棟とはかやぶき屋根のてっぺんに、こういう風に植物を植えてるもののことです。
咲いているのはイチハツ。乾燥に強いことから屋根によく植えられたアヤメの一種。
芝棟
旧清宮家住宅(神奈川県・17世紀後期)

どこだか忘れましたが、家に入ったとたん、
あれ? これは、うちの古民家と同じ匂い……
それは、湿った土と湿った木、そしてたき火の匂いが入り混じった匂い。
雨で湿っていたから鼻につきやすかったのでしょうが、去年はそんなこと思わなかったのに。

板葺きに置き石の屋根。
日本の民家といえば、茅葺か瓦屋根を想像する場合が多いと思います。
板葺きに置き石の屋根といえば、「洛中洛外図」に描かれたものがありますが、
戦前?くらいまではこの種の屋根はとても一般的で、東京などでもよく見られたのだとか。へぇー
板葺石置き屋根
旧三澤家住宅(長野県・19世紀中頃)

囲炉裏から立ち上る煙。
重要文化財の中は従来火気厳禁だったそうですが、近年は文化庁も融通がきくようになり?
人がいれば火を焚いてもいいことになったのだとか。(無人に見えますが管理の人がいます)
維持のためにも茅葺屋根は煙でいぶさないと。(千葉の御子神家住宅でも火をたいてあげようよ~)
囲炉裏端の煙

「あれれ? なんであんな高いところの梁や柱がドロドロなんだろう?」
と思ったら、火を炊いた煤だそうです。
豪雪地帯では冬季は家から出ず、室内で火を焚きっぱなしなので、煤が厚くつくのだとか。
煤のついた梁
(富山の家のうちのどれか)

ちょうなで仕上げた木材の表面3つ。

平歯のちょうな跡
ちょうな平歯仕上げ跡

蛤歯(はまぐりば)のちょうな跡。
ちょうな蛤歯仕上げ跡

ちょうなで仕上げたでこぼこのある床板。味がありますね~
ちょうな仕上げ床板

土壁の農家の壁。曲がった柱が際立ってなんとも味があります。
土壁に補修した跡。
旧広瀬家住宅
旧広瀬家住宅(山梨県・17世紀末期)

うちの古民家の土壁、壁が割れたり落ちたりしているところがあるけれど、
元の土壁を生かして補修できるんだろうか?

去年に続いて2回目なので、ちんぷんかんぷんだった去年に比べると、
多少は専門用語も覚えて、落ち着いて見られました。
去年これに参加したのが、
うちの古民家再生へのきっかけ・始まりだったことを思い出すと、ちょっと感慨深いです。

EOS-kiss DigitalN/SIGMA DC 18-50mm F2.8

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民家の学校第2回講座で泥団子作りw
「民家の学校」、第2回講座。
会場は西東京市の再生民家「和のいえ 櫻井」。
和のいえ櫻井

庭の大木の樹上に、伝統工法で家を作ろうという壮大な計画があり、
そこで工程の一部をお手伝いというかお邪魔をしてww、学ぼうという内容でした。
ツリーハウス

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土壁の下地となる竹木舞の材料となる、竹を割っているところ。
しかし竹が乾燥してたので途中で割れちゃって失敗な図。
竹は孟宗竹。通常、真竹を使うと聞いたのですが、材料の調達が難しいようです。
うちの古民家の裏山なら真竹なんて捨ててるほどあるのにね。
竹割 竹割
竹を割る道具。名前はそのまんま「竹割」。

割った竹の節と角を、鉈(なた)で削ってなめらかにします。
竹木舞準備 竹木舞
棕櫚縄(しゅろなわ)を使って、竹木舞をかいていきます。
2人ひと組で、竹木舞の裏と表で縄をやりとりして編みます。
写真は手元しか写っていませんが、場所は地上6m! 足元はスカスカなのでかなり怖い~


上に塗る土壁の泥を団子状にまとめます。
これをあとで竹木舞の上に置いて壁を作っていくのだそう。
ノルマはひとり25個(笑)
土壁の泥 泥団子 

泥は藁を入れて放置して発酵させるので、独特の臭いがします。
…ううう、この臭いにはどこかで記憶があるぞ、
そうだ、動物園の臭い! それも、象の檻か、シマウマの檻の臭いだ!(笑)

泥が柔らかかったので、藁を入れて足でかき混ぜたりも。
泥まぜ 泥
私も泥にハマってみました(笑) 泥パックで足はすべすべ?

泥団子 泥団子

※指導してくださった勝又さんのインタビュー記事発見
http://kino-ie.net/interview_031.html

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後半の授業では家の観察と、施工・経営の山田さんを交えて質疑応答・議論・発表など。

再生民家の元土間上の梁。
太い梁と格天井の組み合わせが個性的。
昭和40年代?に改修をしたのが、寺社を手がける宮大工だったことからこうなったらしいです。
太い梁と格天井

壁ぶちぬきの梁 格子戸 
梁のひとつは壁を貫いてます。
綺麗な細い格子の戸。

風情のある縁側。戸袋のデザインが一枚ずつ違って凝ってます。
縁側 戸袋

この家は、150年くらい?前に、北陸から部材を運んで移築したものだそうです。
今より流通が未発達だった時代に、どうやって運んだんでしょう。
海路だったとは思いますが、ここだって東京湾から離れているし…

太い梁組は古民家らしくて魅力を感じる人は多い部分。
でも、構造的にはこんなに太いものは必要でなくて、
昔もここは富の象徴であったり、大工の腕の見せ所であったりしたそうです。
ただ、それが過剰に進んでしまうと、他の部分とのバランスが悪くなったり、
太い柱や梁を支えるために別の柱が必要になったりということもあるんだとか。
そんな話が興味深かったです。


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信州で壁塗り合宿
信州で古民家の現地再生をしている方のお宅を訪ねて、
荒壁塗りのお手伝い…というか、邪魔をしてきました(笑) 1泊2日の壁塗り合宿です。

木舞かきまでは終了しており、これからは荒壁塗り。
このあたりは寒いので竹が少なく、伝統的には河川敷に生える茅を使った「茅木舞」だそうで、
それを再現しています。
ただ、強度を出すために、部分的には篠竹を使うのだとか。
茅木舞
木舞を裏から見たところ。中央に透けてる水平の木材が「貫」。

まずは左官の棟梁が荒壁塗りを実演。すいすい~っとな。
土壁塗り
写真は荒壁を塗った後、貫伏せをしているところ。
貫の部分は泥が薄くなるなどで割れやすいため、強くするためにワラを張ります。

そのあとで壁塗りに挑戦。
ところが、泥って重い! こてを使うのって難しい!

ということで、こての使い方のポイントを師匠に教わりました。
こて使い
外側にスナップをきかせて(外側にすくう感じ)、こての上に泥を載せるのがコツ。
バイクのエンジンを上側に大げさにふかすような感じ?

壁塗り中。壁に泥をつけるのにせいいっぱいで、壁がでこぼこ。
平らに塗るのって難しい~
土壁塗り 
初日は説明を受けて、泥とこてに慣れるのにせいいっぱい。

2日めは少し慣れて、だいぶ平らに塗れました♪
裏側はしばらく時間をおいてから、でっぱった部分を軽く押さえます。
土壁下塗り  土壁下塗り裏側

実体験的壁塗りのコツ
・周囲は塗りにくいので先に塗る
・泥が向こうに抜けたり、乾くと薄くなることを考えて、
 貫の間の木舞の部分は厚めにするつもりで塗る(載せるくらいのつもりで塗る)。
 その後、こてで平らにならす。
・基本のコテ使いは大事。最初は塗りにくくても外側にすくうことに慣れよう。

先日私が参加したワークショップでは、泥団子を作ったので、
こちらでも泥団子方式でやろうかとしたのですが、
泥団子を作って、それを壁に押し付けていくやり方は、土蔵など壁の厚い建物に向くやり方なのだそうです。


荒壁土は、昔風に庭の土を使用。泥はかなりの量が必要なので、準備が大変です。
泥をかき混ぜるのもかなり重くて重労働。
荒壁土
泥の水分量もポイント。水の量で塗りにくかったり塗りやすかったりします。
乾いてくるので、ときどき水を振ってかき混ぜます。

ワラを切って、貫伏せを作っているところ。
こんな道具、まだ売っているんだそう。
わら切り

合間にちょっとお宅を拝見。
天井の太い梁など。きれいに煤けて真っ黒です。
梁組

梁に書かれた落書き。こういう古人の形跡って好き♪
梁の落書き
※「天祐」思いがけない幸運のこと。梁の文字は旧字。

2階?に置いてあった蚕かご。養蚕農家だったんですね。
蚕かご

手伝っているんだか邪魔しているんだか分からないような感じでしたが、
実際に作っているところを、たっぷりと体験できて楽しく勉強になりました。
ありがとうございました。 今後の進行が楽しみです♪

うちの古民家にも土壁そのまんまの壁がたくさんあるんですが、
どうしようか思案中…うーん…


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「民家の学校」第2回講座その1
「民家の学校」第2回講座で、山梨・塩山を訪ねました。
まずは古材に触れるワークショップ。

指令
「これらの古材を好きに使って壁を装飾せよ」
古材の山
えーーーー! そんな、もったいない!
私のようなシロートのおもちゃで切り刻んじゃうんですか、これ?

そんなことするくらいなら、ください!
うちの古民家の床板にしたい~~
トイレの前の腐った床板の交換に…

と、ぶつくさいいながら作業。

1枚くらいもらってもわからないよね、でもどうやって持って帰ろうか…とか、
それともあとで張られた板をこっそりいただきに…とか、
などという考えが頭の中から離れませんでした。
なんちゃって~(笑)
…って、後で張られた板が足りなくなっていたら(以下略)

古材にささった洋釘と和釘(かすがい?)
古材と和釘と洋釘
おおお、和釘! 実物初めて見ました♪♪

和釘にもいろいろな形・大きさがあります。
和釘
だいたい断面が四角のものが多いらしいです。

以下、もらったプリントから引用

和釘の歴史
日本で鉄の釘が使われていたのは古墳期といわれています。日本最古の木造建造物に法隆寺があります。昭和23年にその金堂を解体修理しましたが、その折、飛鳥時代のものと思われる和釘がたくさん発見されています。洋釘は明治初期に輸入され、どんどん浸透していき、反対に和釘は衰退していきました。明治20年代までにはすべて輸入品の洋釘に変わりました。

→和釘が使用されている民家は、明治20年前(約120年前)の建物とわかります。

とすると、うちの古民家は、今のところ大正5年建築説が濃厚なので、和釘はなさそうですね。

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上条集落の見学へ向かう途中で見学した建物。

金井加里神社の本殿。
金井加里神社本殿屋根
屋根の曲線がきれい。ヒノキの樹皮で葺いた檜皮ぶきです。

この本殿は棟札によって寛文8年(1868)5月に再建したことがわかっているそうで、江戸時代初期の建物です。すごいな~

左が本殿です。
ところで、右の白い建物の、ちょうどこの写真だと右下すみっこの部分なんですが、
金井加里神社

これです。
金井加里神社どこかの基礎
……言葉を失うワイルドさ。

独立基礎とか光付けとか、そんなもんがなんだーーー!って感じです…
すごいなぁ。


途中で見かけた土蔵。花はアヤメ。
土蔵
壁の文字は「龍」。


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■自己紹介

みずき

Author:みずき
推定大正期建築の千葉の古民家。放置すれば傷むばかり、とふと思ったことが大ごとに! 千葉と東京・神奈川を往復しつつ改修を目指す日々の記録。柴犬も一緒♪ 題名は「築大正」「先生が住んでいた」との話と、「宮澤賢治が出てきそうな家」と思ったことからの連想。景観と調和し、昔からずっとそこにあるような家を目指して、夢と妄想だけは大きく、千葉のイーハトーヴか、武相荘か!? 
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