上総の国の片田舎に古民家という名の廃屋あり。改修再生完了しました
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下見の報告 太い梁って…?・調査日決定
古民家調査ののための、下見を終えての感想。
さすが、専門家はスゴイ~!!
素人ではわからなかった発見・指摘がいっぱいあって、とても面白かったです。

下見であーだこーだ言われたことを、両親に話したところ、
「土間部分は大正より古い」と聞いて、
「では明治の!? 値段が高くなるな♪」と父が驚いて喜んでいました。
←高くなるはずないじゃん

「見る人が見るといろいろなことがわかるんだねぇ」と母。
でも「土間の天井のベニヤの屋根裏に、太い梁がある」と言っても両親ともピンとこないようです。

せっかくなので別の時間がとれるときに行って、
受け売りを話して見せようということに。
あと、本番調査のときのために確認したいこと数点。
草ぼうぼうなのは仕方がないとしても、出入りが不自由なのは困るので、
出入り口前のところくらいは草でも刈ろうかと。

母いわく「あんまりボロくて、驚いたんじゃないの?」
「ううん、こんなのたいしたことないほうなんだって」とはMさん談。

親の都合なども聞いて、調査本番の日程を決定。
10月下旬に本調査をすることに決めました。わくわく♪

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現地再訪 1階 これが屋根裏の梁だ!
両親と現地を再訪しました。
庭ではピンクのきれいな芙蓉が開花中。母の好きな花。
が、写真を撮るのを忘れたので、これは別のときに撮った同じ花の写真。
芙蓉

さて、屋根裏の探検です♪
といっても飼料箱の上に上るだけなんですが、これがけっこう高い。
ちょうど元から置いてあったはしごを使って上がりました。
IMG_8477_1.jpg

ベニヤ天井の上の屋根裏を、懐中電灯で照らしてみると「THE 古民家」!
ベニヤと梁

梁1

梁2

真っ黒に煤けた太い梁に、母はたいそう驚いたようで見入っていました。
うんうん、この迫力は実際に目にしないとわからないよねぇ…
(父は足が悪く上れないので、後で写真を撮って見せました)

1階の床の間脇、書院の組子障子。2階のものに比べるとシンプルですが、これもきれい。
1階組子
よく見ると、両脇の柱がけっこう太くて立派。

下見のときに屋根裏から出てきた踏み台、かご、桶。
土間に転がっていた、石灰らしきものが入った鍋。
道具
かごは持って帰りました。家庭菜園での作業に使えそう♪

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現地再訪 2階 ボロボロの箇所と、もののけの巣
2階です。
階段の手すりの格子がきれい。写真の左側にあるのは本棚。
階段手すり
階段や本棚、柱などが黒いのに比べて、写真右の建具は新しい感じ。
こういうのも現地では気が付かなくて、後で写真を見ていて気が付きます。

傷みの激しいところ。見るも無残にボロボロ。
ボロボロ

2階の床柱です。凝ってる木なのかもしれないけれど、血管みたいでちょっと気持ち悪い(笑)
床柱寄り

床の間の裏をみると、屋根裏に何かの巣があるようだ。
IMG_1707梁に巣-1


2階のきれいな組子障子を開けたところ。戸袋にひょうたん形の切り抜きがありました。
戸袋の中の雨戸を出すときに手を入れる穴ですよね。こんなところも凝ってます。
障子とひょうたん

襖は4枚に文字がありました。よく見ると、文字を書いた書を襖に張っているようです。
ふすま
崩し文字が読めないので、読める方なんて書いてあるのか教えてください。

襖の裏から見たところ。立っているのは母。
2階
この写真を見ると、窓枠までが低いのがよくわかります。座って外を眺めるための高さなんですよね。

汚れているから室内は土足です。「昔の家って天井が低いねぇ」と思ったのですが、
ふと理由を考えていて、天井を高く作るのが難しいからかなぁと思いましたが、もしかして、
昔は「座る生活」で、視線が低いから、この天井の高さでも圧迫感がなかったのではと気が付きました。


庭にはキウイの木があります。まだ実が熟してないんだけど、このへんはサルがいて、
置いといても食べられてしまうそうで、追熟させるつもりで大きいものを採りました。
キウイ
やぶを掻き分けていくと、小さな梨も実っていました。食べてみたけれど、甘くない…。

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古民家に柴犬はよく似合う
玄関前の草を少し刈って出入りに支障のないようにしました。
ほんの少しだけすっきり(と思うのは私だけでほとんど変わらない)。
全景

追いついてきたのでちょっと一息。

日本犬って古民家によく似合うと思います。
で、「犬と古民家」で雰囲気のある写真を撮ろうと試みたんだけど、
ワンコがじっとしていないうえに、そもそも小さな柴犬と家屋では大きさが違いすぎて、
一緒の写真に収めようとするとこれが難しい。
(柴犬じゃなくて秋田犬でもたいして変わらない気もする)
さらに家の中が暗いので、明暗差、露出などが難しい。
そんな無駄な抵抗をした結果の写真を、廃屋ぶりと合わせてごらんください。

では入り口から入ってみましょう。
なんで入るのを嫌がるの? この間は平気だったくせに。
嫌々
…この間、家の中につないだまま1匹で放置して、外を見回っていたら、
不安がってキャンキャン鳴きました。そのせいか?
でもそんな長時間放置したんじゃないですよ~ほんの数分です。
犬と出入り口の間にあるのは、草刈り後のススキの切り株。
上をちょん切っただけですが、大きくて太くて疲れました。

嫌がったくせに、家の中に入ってしまえば平気で、ハイテンションで駆け回る柴犬。
2歳とまだ若く、小振りなうえに細身なので(体重6kgくらい。ご飯はあげていますが小食なの)、
身が軽いのです。
1階の縁側。草を刈れば少しは明るくなるんだろうか。梅の枝ぶりは見事です。
縁側
こんな風に、自然光で撮ると室内&犬は暗くなってしまう…

1階のもう片側の窓。竹がこのように渡してありました。シンプルですが風情があります。
窓


急な階段も駆け上がる。家だと2階への階段には絶対登ろうとしないのになぜ?
階段
フラッシュ使うとよく写るけれど、雰囲気は出ないし不自然な感じはいなめない。
こう見ると階段やその回りが、かなり黒く煤けてますね。

低い窓枠を飛び越えて、屋根に飛び降りる。落ちるなよ~
屋根と犬

組子障子とひょうたん穴と柴犬。
組子障子と柴犬
ここの部分はガラス戸がありません。障子の外は板の雨戸です。

かなりの急勾配なのに、階段を下りるのも平気のへ~ざ。
階段と犬2
ふさふさのしっぽがチャームポイントです♪

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梁の手斧のはつり跡
調査本番の時間や詳細も決定し、メールも回るなど、具体的に話が決まってくると、何をやるのかわからないままにやる気になってきます(笑)。
もらった資料や参考文献などをネットで調べたところ、ほしいなぁと思う本があり、探して入手しました。

「民家のみかた調べかた」 文化庁監修 第一法規出版 1967年発行

「文化庁監修」というのがなんともいえない!
もちろん絶版で、1万ウン千円とかの値段で売られていることもあるようですが、
カバーがないもので比較的格安なものを発見しました。といっても3000円しましたが。

「調査って何するの?」と思っていた私ですが、この本には民家調査の流れやポイントが載っていて、なんとなく流れをつかめました。用語をまだ理解していないので理解度はいまいちですが。
素人でもコレを見ながらなら、平面図の作成や簡単な調査はできそうです。

調査の下見のときにポイントを見てもらいましたが、実測調査では各部を測って平面図その他を完成しつつ、いろいろ細部を見て、「ここが古い、ここは新しい」「ここに穴がある」とか見るのかなぁと思っています。

「よくその本が手に入りましたね」と言われた後、何の気なしにもう一度古本サイトを調べてみたら、すっかり在庫がなくなってました。私が買ったときはいくつか在庫が出ていたのに。この何日間かで何があったのか?

--------------

古民家のある現地と現住所が離れているのと廃屋状態なため、現地に行っても滞在時間は短く、室内も暗くてよく見えないので、家の全貌も詳細もよくわかっていないんですよね。
撮った写真をよくよく見ていると、現地で気が付かなかったことにあれっと気付くことがたくさんあります。
このへんは煤けているけれど、このへんは新しいそうだぞとか。

これは屋根裏の梁ですが、表面に斜め斜めの跡があります。手斧(ちょうな)で表面を仕上げた跡です。
手斧はつり跡

「民家の見かた調べかた」によると、
こういう斜め斜めのはつり跡は、手斧の中では新しい時代のもので、もっと古い時代では丸い感じの跡になるのだとか。
また、木材の表面の仕上げ方は、時代の新旧では、手斧→かんな だそうで、
古い順番に、
○全部手斧仕上げ
○床の間や居間など目立つところはかんな仕上げ、屋根裏など目立たないところは手斧仕上げ
○全部かんな仕上げ

となるそうです。でも、屋根裏の梁などの目立たない部分は、昭和に入ってけっこうたっても手斧を使ったりしていたとか。
だから、手斧の跡が即古い、とは断言できないようですけれど、まぁ、このへんは調査のときにでもまた見ていただけたらと。

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■自己紹介

みずき

Author:みずき
推定大正期建築の千葉の古民家。放置すれば傷むばかり、とふと思ったことが大ごとに! 千葉と東京・神奈川を往復しつつ改修を目指す日々の記録。柴犬も一緒♪ 題名は「築大正」「先生が住んでいた」との話と、「宮澤賢治が出てきそうな家」と思ったことからの連想。景観と調和し、昔からずっとそこにあるような家を目指して、夢と妄想だけは大きく、千葉のイーハトーヴか、武相荘か!? 
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