上総の国の片田舎に古民家という名の廃屋あり。改修再生完了しました
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雛人形発見!古民家で長年ぶりの雛祭り
梅の花咲く千葉の古民家。
まだ寒く、若葉が芽吹くまではいかずとも、周辺では春の訪れを強く感じるようになりました。
近隣で見つけたロウバイの花。
ロウバイ

梅の咲く林を柴犬とお散歩。
白梅紅梅の林
桃の花のようにも見えますが、これは紅梅。

さて、古民家には元の所有者の置き土産はあまりなく、ガラクタがちょこっとあるくらい。
ガラスケースの人形のほかに、何かの入った木箱があったので中をあさってみました。
荷物 謎の木箱

紙にくるまれたものを開けてみると、あれ?
目隠しをされたお人形がいくつも出てきました。
もしかしなくてもこれはひな人形~!
雛人形 雛人形
ひとつずつていねいに、顔に綿をかぶせて、その上から和紙で結んであります。

包みを解いたお人形と、顔を括っていた和紙。
この人形はポーズからすると五人囃子の笛吹き。美少年です。
スキンヘッドにみずら髪がカワイイ♪
五人囃子
顔を覆っていた和紙は、「甲」「児童氏名」「備考」などの文字が読めます。
名簿の反故紙のよう。わらばんしなどではなく、薄く柔らかな和紙です。
いったいいつごろの?
戦前の通信簿の評価は「甲乙丙丁戊」(こう・おつ・へい・てい・ぼ)だったそうなのでそれか? 

箱は蓋を空けた状態でずっと放置されていたようで、
ていねいに顔を包んでいたおかげで、顔はきれいなのですが、
包みの回りから虫が入って、頭の中身を食べてしまった様子(涙)。
男雛 女雛
どれもとても上品なきれいな顔をしていて、手の込んた衣装もきれいに残っているのですが、
頭や首に穴が空いて中が空洞、周りは虫のフンだらけです(涙)

一番状態のよかった三人官女。これはほぼ無傷です。
三人官女
品のある、きれいな顔。白く細い指先に欠けはなく、手の表情も繊細。
衣装は、衿元の重なり、袖口のふき、袴、とても丁寧に作ってあります。

こんな時期に見つけたのも偶然なので、雛祭りと虫干しを兼ねて床の間に飾りました。
下は新聞紙でごめんなさい(汗)
雛人形
この古民家にとっては、いったい何年ぶりの雛祭りになるんでしょうか。

雛人形が包まれていた、古新聞の日付は、昭和27年4月21日。
古新聞

人形は小ぶりで、大げさすぎずちょっと飾るのに手頃な大きさ。
男雛と女雛、三人官女、五人囃子、右大臣・左大臣、仕丁(三人上戸)と揃っていますし、
全部は見ていませんが道具もあるみたい。
顔はきれいだから、なんか上手に頭の中に詰めるとかして修復できないものかしら。

EOS kiss-DigitalN/SIGMA DC 18-50mm F2.8

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ふすまのミミズ文字の謎に迫る 署名から年号が!
古民家の2階のふすまのミミズ文字の解読プロジェクトが、友人のO先生を中心に進行中。
O先生から続報がまいりました。 →1枚目の解読 
ふすま4枚

「最後の署名の部分に書いた人の手がかりがあるのでは」ということで
4枚目
ふすま4枚目

署名部分の拡大
4枚目署名部分

>雲誤(?)作寒 丙辰之春 閑々堂主人書

>まだよくわかりませんが、丙辰(ひのえたつ・)ということですから、
>1856年、1916年、1976年のどれかに書かれたものです。
>閑々堂なんていっているのですから、そういうタイプの人なんだと思います。


>閑々堂なんていっているのですから、
>そういうタイプの人

ここに大笑い(笑)
いったいどういう人なんだよ……って、とぼけた人なのかと推測します(笑)。

干支の「丙辰(ひのえたつ・へいしん)」ですか。
一番可能性が高そうなのは1916年ですが、すると大正5年。
大正時代築らしいという話とは符号がは合います。

房総は関東大震災の被害が大きかったのと(金谷の石蔵が倒壊してるし)、
室内の意匠が「大正ロマン風」ということだったので、
私は勝手に、大正でも後期か、昭和の初め頃かなと思っていたのですが、
思っていたよりも時代が古い可能性が出てきました~

まぁ、ふすまの署名ですから、先に書いてあった紙をふすまに張ったとか、
別にあったふすまをこの家にもってきたのかという可能性だってありますけれどね。
----------------------

おまけ。六十干支(ろくじっかんし)の説明。
子丑寅の「十二支」と、甲乙丙丁の「十干(じっかん)」を組み合わせたもので、60年でひとまわり。
六十干支の説明マンガ
「風雲児たち 幕末編」16巻 著/みなもと太郎 より。
↑愛読書♪ 江戸の歴史が面白く読めてよくわかる、大河歴史ギャグ漫画ですよ~

「昔の平均寿命では、めったに一生の間に同じ暦に出会わないし
日本の年号は西暦と違ってやたら短いので、
大きな事件が起こると十干十二支で記録(記憶)されることが多いのです」
とのこと。
甲子園球場も、大正12年「甲子(きのえ ね)」に完成したことからの命名らしい。へぇ~~

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あらまぁ庭がすっきり…
草ぼうぼうだった千葉の田舎の廃屋古民家の庭。
庭の伐採&草刈りを植木屋(造園屋)さんに頼み、見積もりの後、お願いしました。

せっかくだから? 伐採前の写真を撮っておこうと古民家に出かけたら、

あれ?
草刈り後の古民家1

あれあれ?
草刈り後の庭1

あやーー!
草刈り後の古民家2
もう終わってた!植木屋さん、仕事早!
「今の時期はわりとヒマらしいから、作業は早そうだよ」親は言ってたが…

庭の向こう側が見える!
古民家の庭2
さすが、本職のワザは違う!!

切られたけど片づけてない竹が見える…作業途中(笑)
古民家の庭3

といってもよくみると、家の裏の竹の伐採はこれからの様子。
古民家の庭4
梅の剪定もこれからです。
庭の草を刈ってから、梅、竹などの大物の伐採をってことでしょうね。

そのうち竹垣でも作ろうかと、切った竹をとっておこうか迷いましたが、
家の方もまだ予定は未定なのに、垣根なんていつになるかさらに不明なので、
とりあえずは処分しました。必要になったらまた切るってことで…
細工用の竹なら、冬の間に切って乾燥させておくのがいいんですけれどね。

梅はまだ咲いてはいましたが、散り始めてきていました。
梅の花

こわいトゲトゲ~。
伐採枝のまとめたもの。切り株。
とげとげ 伐採枝 切り株 

今までふさふさの枯草の上に座っていた柴犬。
なんだか所在なさげな感じ。
所在なさげな柴犬
ん? 落ち着いてるように見えるって?(笑)

EOS kiss-DigitalN
レンズ 無印/SIGMA DC 18-50mm F2.8 ☆/TAMROM SP AF 90mm F2.8 MACRO

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リベンジ・ザ・裏山探検 頂上制覇なるか
造園屋さんの伐採・草刈りを入れて、だいぶすっきりした千葉の古民家の庭ですが、
竹林を含む裏山はまだ手つかずです。

「今日こそ頂上まで行ってみようか。この前行ったとき落としたマフラーも探したいし」
と、母が裏山探検リベンジの構え。
ワタクシも同行しました。 今日は柴犬はお留守番~。

裏山登山口(笑)
裏山探検1

境界線の太い木。写真ではわかりにくいですが赤ペンキの跡があります。
このへんまではたびたび来ています。
裏山探検2
写真右側に苔むしたものありますが、

拡大。埋もれてますが石祠のようです。
裏山の石祠

では未開の裏山の地へリベンジ登山!
行く手を阻む倒壊枯れ竹を、かき分けながら進みます。
裏山の荒廃竹林探検

これは獣道? ずいぶん立派な獣道になってしまった…(汗)
荒廃竹林の獣道
このへんには孟宗竹が多いので、イノシシが食べに通っているのかも。

荒廃竹林を四苦八苦しながら越えると、竹が少なくなり、
多少は登りやすくなりました。
そのままずんずん登ります。

母「おかしいねぇ。500坪なんて歩いたらすぐなのに…」

私「あ、あれが頂上じゃない? 空が見えるよ!」
裏山もうすぐ頂上


頂上に到着!♪♪

頂上の目印なのか、隣家との境界の印か、それとも両方か、
裏山の頂上の目印
とにかく木の根元に目印らしいものがありました。

頂上は木が茂っていますが、少し平たくなっているので、
きれいにして、ベンチでも置いたら気持ちがよさそうです♪ 

では下山します。
裏山の途中から上は、竹がなく、落葉樹の多い雑木林。
裏山の雑木林
手入れをしていない割には明るく、なかなかいい林です。

母が前に探検したときに落としたというマフラーを探そうと、
母と分かれてルートをとりました。
降りていくと、再び荒廃竹林…
青くない竹

ここまでひどいと通れないので、戻ったり迂回したりして
道を探しながら降りていきましたが、
あれ?こっちも通れない…
あっちも通れない…
裏山の荒廃竹林
柴犬が吠える声が聞こえるので、遠くまできているはずはないのですが、
荒廃竹林の林がじゃまをして方向がわからず、下にあるはずの古民家も見えないのです。

ま、まさか、裏山で遭難??

しばらく荒廃竹林の道なき道を迷子状態で徘徊。

そのうち、
あ、ここなら通れる!助かった~!
隣家の竹林
と思ったら、お手入れされた竹林にイノシシの電策が見える(手前の細い糸のようなもの)。
左に進んでいるつもりで、いつのまにか右に歩いていて、お隣の竹林に迷い込んでいました。

きれいな竹林を進むと、垣根らしきものがある。きっとうちとの境界線だ。
竹林の境界

境界線の向こうはこんな感じ。はい、うちの荒廃竹林に間違いございません。
荒廃竹林

なんとか無事に古民家に戻れました。
無理をしなかった母は先に戻っていて「あなたも迷っちゃうのか」

おかえり~マフラー見つかった?
柴犬
マフラーを見つけるどころではございませんでした。
荒廃竹林、侮りがたし。

柴犬を連れていけるとこんなに迷わなくても済むんでしょうけれど、
(柴の藪の中でも行動力抜群なのはさすが「柴犬」。道も覚えているようす)
あの荒れようでは、リードが絡んで前に進めないからねえ。

そのうち手入れをしつつ、道の目印に綱でも張ろうと思います。

EOS kiss-DigitalN /SIGMA DC 18-50mm F2.8 

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都内の再生民家を見学、太い梁!
都内にある再生民家の見学会に行ってきました。
民家園や各種文化財などをいくつか見ましたが、
実際に人が住んでいる民家の中を見るのは初めてです。
しかも23区内の住宅地なんてすごい!

民家梁組1

施工は伝統工法で実績のあるという工務店。→青森・日沢建設
間口9間半という、東北の平屋農家から取り出した部材を主に使ったそうです。

東北ならではの雪対策か、梁組がそれはそれは太いのですが、
これでも細いものを選んだのだとか。種類は松だったと思います。
民家梁組
そのあたりの古民家では、このくらいの太さは普通だとか。すごいなぁ…

柱の表面のはつりは、ちょうなとマサカリの併用で、
はつり跡
ちょうな跡

マサカリによるすっごく荒々しい表面。強烈な存在感がありました。
はつり跡


私が今までいくつか見た古民家と、うちの古民家とは、同じ流れの中にいるものを感じるのですが、
第一印象では、こちらの再生民家と今まで私が見た古民家とでは、
なんだかちょっと隔絶したものを感じたんですよね。同じような伝統工法のはずなのに。

なんで? と、きいてみた答えをだいたいまとめると、

民家再生の仕方には大きく分けて3つ
1 現在古民家がある場所で作り直す「現地再生」、
2 解体した民家を別の場所に運んで作り直す「移築再生」
3 民家を解体して取り出した梁や柱を使って作る「部材利用」

今回の民家は2の「移築再生」というよりは、3の「部材再生」に近いのだそう。
ちなみにうちの古民家だと、1の「現地再生」に当たります。

今回の民家は、大規模な農家民家から取り出した大きな部材を部分取りして、
都内の、元の家に比べたら小さくせざるを得ない家にしたわけで、
だから、現地再生にあたるうちの古民家とは印象が違って見えるのかも。
また、こちらの民家は現代風に快適に作りになってるので、
その意味ではも雰囲気は違って見えるのかも。

うーん、なるほど…
「古民家再生は幅が広い」ということですが、
本当にいろいろなやり方があるんですね~実感しますた。

でも、違うものを見ることで、自分の思っていること、やりたいこと、希望などが
またはっきりしたところもあります。とても勉強になりました。ありがとうございました。

雨戸に設けた無双窓。スライド式の小窓です。
雨戸の無双窓
去年は大変な猛暑でしたが、この家は涼しくて快適で、
特にこの小窓がとても役立ったというお話でした。いい考えですよね♪

すっごく立派なお宅でありがたく拝見したのですが(悪く言うとかそういうことではなく)、
「うちの子が一番可愛い♪」ってのと同じ気持ちで、
もう汗を流して愛着もあるし、ボロ屋でも、立派でなくても、うちの家がイイ♪って思いました(笑)


EOS kiss-DigitalN /SIGMA DC 18-50mm F2.8 

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■自己紹介

みずき

Author:みずき
推定大正期建築の千葉の古民家。放置すれば傷むばかり、とふと思ったことが大ごとに! 千葉と東京・神奈川を往復しつつ改修を目指す日々の記録。柴犬も一緒♪ 題名は「築大正」「先生が住んでいた」との話と、「宮澤賢治が出てきそうな家」と思ったことからの連想。景観と調和し、昔からずっとそこにあるような家を目指して、夢と妄想だけは大きく、千葉のイーハトーヴか、武相荘か!? 
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