上総の国の片田舎に古民家という名の廃屋あり。改修再生完了しました
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急に春めいた裏山に、ニョキニョキ生える植物は
温暖化している近年では、例年になく遅い春を迎えた千葉の里山。
当古民家の庭の梅はまだ開花中ですが、
梅

野山は急速に春めいてきました。

こんなものが、裏山のところどころにニュッ、ニュッと突き出ています。
これはいったい何でしょう?
マムシグサの芽出し


似たものがこっちにもあっちにも。
マムシグサの新芽
背景にトウのたったフキノトウが見えますね。

カラーの花に形が似ています。同じサトイモの仲間だな。
マムシグサの花
というわけで、サトイモ科の山野草、マムシグサです~。
茎の模様がマムシの模様にしているからの名とも、
マムシがいるようなところに生えることからの名とも言われます。

濃い紫色の花もあって、それはちょっとマムシっぽいグロテスクさがあるのですが、
淡い緑のものはなかなかキレイ…と私は思うんだけど。

タチツボスミレ。日当たりのよい斜面などに生える
ありふれたスミレですが、淡い紫色の花は可憐できれいです。
タチツボスミレ

フキノトウもいよいよ終わり。
毛虫が花を食べています。
フキノトウの花と毛虫
新春一番の山菜が終わっちゃったのは残念ですが、
次の山菜が出てくるのが楽しみです♪

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汲み取り便所、最後の汲み取り完全ルポ(笑)
こんなネタをわざわざ「完全ルボ」などと勿体ぶるおバカをどうぞお許しください(笑)

現状では、古民家のトイレはいわゆるボットン…汲み取り便所です。
これを水洗にするので、工事の前に、汲み取りをしなければなりません。
私は簡易水洗でもよかっんだけど、下水道がないから浄化槽は入れるしね。

バキュームカーがやってきました。
業者の方が水を汲んでいるところ。
バキュームカー来る

当地周辺は汲み取りも多く、下水がなく浄化槽の家も多いので、
バキュームカーは現役です。といってもそれほど見かけないけど。
私の小さい頃は、出身地の横浜でもまだまだ見かけた記憶があります。
えんがちょーーー!(笑)
---両手の人差し指と中指を交差させる形だったような。横浜版。
(※エンガチョ:不浄のものを防ぐために囃したてる子供による口遊びのひとつ。from wiki)

私の小さい頃、祖父母宅はぼっとんトイレだったのでバリバリ知ってはいますが、
そういえば汲み取りの様子は記憶にありません。

トイレの裏側。
立てかけてあった板と瓦をずらすと、汲み取り口が出現。
汲み取り便所トイレ裏

中を見ると、たっぷりと濁った水が溜まっていますよイヒヒヒヒ(笑)
トイレ汲み取り口
使用頻度が多くないので(といってもたまには使う)、
汚物は見えません。ご安心を(笑)

バキュームのホースを汲み取り口から差し込みます。
汲み取りトイレバキューム中

ホースをずらして、
汲み取り便所バキューム中
あれ? バキューム中?
静かなんだけど。
それに臭くない。

ものの3分…いや、1~2分ほどで、バキューム終了。
あら、もう終わり!
汲み取り便所の甕
業者さんいわく「10リットルくらいですね」

おー、便器が見えるぞ!(笑)
汲み取り口から便器を見る

写真を撮ってることでわかるように、
汲み取り口から覗いてみましたが、全然臭くないです。

領収書には、料金 90リットル、1900円、と書いてありました。
工務店からは「出張料などを入れると、1万円くらい用意を」と言われていたので、
あまりの安さに拍子抜け。

また、思ったより甕が小さいのにちょっと驚きました。
家族で使っていたら、このくらいだとすぐにいっぱいになっちゃいそう。
昔は人糞を昔は腐らせて肥料にしてたから、まめに汲みとっていたのかも、と思ったり。

トイレを室内側から。
汲み取り口が空いているので、便器の下が明るいのがちょっと新鮮。
汲み取りトイレ

便器の中から下をのぞいてみました。
この、渡してある木が、何かミソなのかも(笑)
便器から汲み取り内部の甕

日本酒を撒いてお清めしました。
汲み取り便所お清め
かしわ手をたたいて、「今までどうもありがとうございました」
と手を合わせました。

その後。
甕は埋められました。
汲み取り亀埋めた跡

室内側の壁を解体。トイレの面積を少し広げる予定なので。
解体汲み取り便所

小さいころ、祖父母の家のトイレは汲み取り便所だったので、
トイレの下に広がる黒い空間は、ちょっと怖かった記憶があります。

大人でも今は汲み取り便所を知らない人がいるんですね。
安全できれいになるのはいいことだけど、不浄なものとはいえ、
人間として避けられないもの存在が、身の回りからなくなっていくのは
本当にいいことなんだろうか。

大平宿で、子供が汲み取り便所を怖がるので水洗にした、という話を小耳にはさみました。
昔に戻れとはいわない。
けれどそういうのって、人間として虚弱化に向かってる気がしなくもない。
特にあのような未曾有の災害があった後だと、
何があってもたくましく乗り越えられる力が必要だと思ったりします。


……そういえば、
庭に壺が埋まっているけど、もしやこれは、肥溜めの跡??
庭に埋められている壺
…かと思ったけど、庭のいい場所なんで違うと思う(笑)
金魚でも飼ってたんじゃないかな。

そういえば昔はマンガに、肥溜めに落ちたというギャグがよくあったよなー。
あ、私は落ちたことはありません。

えんがちょ切---った!(笑)

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再生のための解体、解体
古民家の山側に面する、ベニヤが張られていた部屋が
IMG_8491_ベニヤ部屋

ベニヤが外されて、床も外して、土間状態。
ベニヤを外した部屋

ベニヤの下は漆喰の壁。
割れ隠しに昔の地図やらなんやらが張ってありました。
ベニヤの下の漆喰壁

あちこち傷んだところがたくさんありました。
白アリもいたようです。
腐った木

ベニヤをはがしたら現れた、きれいな格子窓。
ひび割れた荒壁もいい風情。
荒壁と格子
窓枠の高さが低いです。土間状態でちょうどいいくらい。

逆側から。窓枠の下の横材が床になります。
貫を入れる

かまど部屋の屋根も解体。屋根の波トタンを外すと…
かまど部屋屋根解体

トタンの下、屋根の下地は「とんとん葺き」--
薄い板を屋根の下地として重ねて葺いたもののこと。なんですが、
ここにあるものは、ぺらぺらの皮状に薄く削いだ木材を、ミシンで縫ったシートというような代物。
以前にここの葺き替えをした当時は、こういう市販品があったのでは、いうことでした。
とんとん葺き

屋根を外すと、骨組み、小屋組みだけになりました。
骨組みだけのかまど部屋の屋根

母屋の間に…かまどの煤とほこりがこんなに!
桁の上の煤
ああ、塗料用に採っておけばよかった。気づいたときには遅かった(涙)

きれいに直す場合、こういう柱とか梁とかは
全部取り換えちゃうことが多いそうなんですが、
うちは、柱は腐っちゃってるんで無理ですが、残せる梁は残します。
骨組みだけのかまど部屋の屋根
右側の、ちょっと曲がったところがうまく勝手口の扉の上になってる梁とか、

こんなちょうな跡のある梁も残します。
ちょうな跡のある桁

解体中の骨組み状態も、なかなかかっこいいです。
大工さんもかっこいい♪

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解体中のかまど部屋から発掘のお宝
かまど部屋解体につき、ぼろぼろの床板を取り除いたら、
かまど部屋から囲炉裏
四角い石の枠が出てきました。
どうみても囲炉裏の跡。
でもこんなかまどの真ん前に囲炉裏があるもの???

せっかくの地元産房州石なので、新設の囲炉裏に使えたら使いたいけれど、
なんだかもろくなってるような感じもあります。何かに利用できかな…


かまど部屋の屋根を解体していたら、大工さんに呼ばれたので、行ってみると、
こういうものが出てきたそうです。
謎の金属細工

柱の金属金具に差し込みます。
謎の金具
この金具には前に気が付いていて、いったい何の跡かな?と思っていたんですが、

ここに差し込むと、ぴったり。
謎の金属細工
しかしなにこれ??
輪の部分は、行灯の油皿でも置くのによさそうな感じですが…
かまどのすぐ横の柱なので、料理用の灯り??
金具の穴に上から差し込んでいるので、左右に動きます。

まぁ何だったとしても、金属のデザインがきれいなので、何かの装飾に使いたいと思います♪

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解体、入れ替え、継手と仕口
解体して、屋根がきれいになくなったかまど部屋。 この前の話はこちら→「解体、解体
解体したかまど部屋

次に来たときには、壁がなくなってました。
ビニールに包んで養生してあるのは、かまどです。
解体したかまど部屋
かまどの上だけ、太い横材が半分切り取られてないのがわかるでしょうか。
傷みが激しかったのでここだけ切り取りました。

その部分を新しい部材に入れ替える作業がちょうど始まりました。
下屋桁を入れる
太くて重い横材を持ち上げて…

はめ込んでるところ。
既に土台から新しい柱が入っているので、傷んだ柱は支えているだけ。
下屋桁を入れる2

だいたいはめたら上に乗っかって、
下屋桁を入れる3

継ぎ目をたたきます。
下屋桁を入れる4

拡大します。
木だけでつないでいること、継手と仕口がよくわかります~♪
去年の「民家の学校」の講座を思い出す私~ →「木組み体験
継手仕口
ちょうど保川建設のHPのトピックスで取り上げてました(「伝統の技--木を継ぐ」を参照)
同一方向の木材をつなぐ部分が「継手」(つぎて)  
直角や斜めなど異なる方向の木材をつなぐ部分が「仕口」(しぐち) 

黄色の矢印が「継手」で、「腰掛け蟻継ぎ」
他の色は「仕口」 ですね~


解体はしてますがもちろん入れ替え作業もしているので、
継手や仕口は現場で刻んでいます。
墨と筆で、丁寧に線を引いてます。
印付け

伝統的な墨壺。直線を引くのに使う道具です。
大工道具がもの珍しいので興味津々。形とか面白いです。
墨壺


室内も傷んだところの入れ替えが進んでいます。
2階で木材をはめ込む溝を刻んでいるところ?
室内2階

1階から2階を見上げたところ。
こんな四方八方から刺さっているのは、どうやって柱を梁を入れたんだか、
後から見ると素人には謎。
室内柱

いやー、大工さん、職人さんは本当にカッコイイ!!

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■自己紹介

みずき

Author:みずき
推定大正期建築の千葉の古民家。放置すれば傷むばかり、とふと思ったことが大ごとに! 千葉と東京・神奈川を往復しつつ改修を目指す日々の記録。柴犬も一緒♪ 題名は「築大正」「先生が住んでいた」との話と、「宮澤賢治が出てきそうな家」と思ったことからの連想。景観と調和し、昔からずっとそこにあるような家を目指して、夢と妄想だけは大きく、千葉のイーハトーヴか、武相荘か!? 
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