上総の国の片田舎に古民家という名の廃屋あり。改修再生完了しました
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復帰♪~古民家再生完成報告
どうもご無沙汰しちゃいました。
当古民家の改修再生、完成してました…1年も前に(汗)。
いや、いろいろあったんですよ…私も忙しくなっちゃったりしたし。
(と、とりあえずこの場ではこの一言で済ましておきます)

久々に大ネタが入ったので、 やっぱりこれは復帰せんと! と思ったので、
再生過程がぶっとびますが、取り急ぎ完成ご報告の写真をいくつか載せます。

2013年3月完成。梅が咲く早春でした。
トタン屋根を瓦屋根に戻した一部以外は外観には手をつけてないので、変わってません。
梅咲く古民家

ひびの入った土壁のままにたかったんですが、窓を作ったり直したりなどがあったので、
ここの壁は塗り直しました。といっても元のような中塗り仕上げの壁にしてます。
古民家中塗り仕上げの壁

玄関扉は、アルミサッシの格子戸でしたが、ガラスの格子の古建具を買って交換しました。
照明はホーローの傘(新品)。
古民家の玄関のガラスの格子戸

土間は、半分板張りにして、囲炉裏を作りました。囲炉裏の石は大谷石です。
上がり框に使った太~い古材に注目! あ、土間の床は土そのまんまです。
古民家の土間
奥のガラス戸も古建具を買ってつけたもの。
欄間を蛍光灯カバーにしてます。この写真だとまだ障子を張ってませんが。
かかってる絞りのゆかたは、土間の穀物入れの中からの発掘品です。
なかなかきれいでしょ♪
奥のタンスは地震で取り壊しになる被災地の家から譲られた仙台箪笥。

1階の和室。組子の板戸も買いました。
ウチがこの家を買ったときには普通のふすまが入ってたんですが、
昔はこんなような組子のきれいな板戸があったそう。
イメージが近いと思われるものを安く見つけたので。
古民家の和室と板戸

きれいな飾り棚はそのまんま~
古民家の飾り棚

2階の床の間。ふすまの破れもそのまんま~
結局ここはガラス戸を入れてません。組子障子の外は雨戸です。
古民家の床の間と組子障子


さてここからは新設した水回りです。
台所はシンプルなタイル張りにして台のみ、流しは銅で作ってもらいました。
写真だと色が見にくいですが、タイルは垂直面は白、水平面は水色です。
換気扇部分も古材を張ってあるので周りとなじんでます。
収納とかもつけずに単なる台にしました。
だって締めとくとごっきーが出るだけだし。
タイルの台所

洗面所。ネットオークションで古いタイルの流しを買ってつけました。
これがイメージに合うものがなかなかないし、いいと思ったのはなかなか落とせなくてね~
タイルの洗面所流し

じゃーん!うちの五右衛門風呂です♪
タイルは、風呂釜のまわりはピンクの小さい丸タイル、壁は薄い緑、床はモザイクタイルです。
色柄は私が選びました。設計事務所の人はお好みでないそうですが…
タイル張りの五右衛門風呂

床のモザイクタイルと、富士山の絵タイル。三保の松原です。
富士山の絵タイルとモザイクタイル

えー、再生過程の様子をどうするかですが、とりあえず写真はたくさん撮ってありますので、
そのへんはおいおい考えます。過去と現在が錯綜するかもしれませんが。

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去年の夏の古民家
2013年夏の当古民家です。
夏の古民家
この写真だと詳細はよくわかりませんが、実は地面にチップを敷いたんです。
田舎の家は草との戦い。夏になったら家に来ても草刈りしないと
家に入れない状況になるのが目に見えていたので、
家の周囲を鋤取り(土をはぐ)したときに、防草シートを張って、チップを敷いたのです。
あーこれでだいぶ楽になりました。
チップは木の根を粉砕したものです。

チップを敷いた利点は、草刈りが楽になった他にもあって、
家の一定周囲に草がなくなったせいか、蚊や虫が思ったよりも少ないと感じています。
網戸は入れてますが、電気に虫が寄ってくるということで、
網戸を使うのは夜だけですね。

かまどの部屋はこんな感じ。
無双窓も大工さんの手で忠実に再現されました。ときどき使ってますよ。
かまど

かまどの横の流し。このへんはもともとの台所。
古い研ぎ出しの流しをつけました。
流し

一方こちらは新しいタイルの台所。
ガス台を設置するまでのつもりで、カセットコンロをもってきましたが、
…実は現在もそのままです(汗)
タイルの台所
カセットコンロってすぐガスなくなるんだもん。
煮物とかご飯炊くのとかは、かまどや薪ストーブでできるし。
電子レンジは買いました。お、やっと文明の利器らしい物が…

この家は夏はほんとうに涼しいです。夏は最高です。
私は「昼ビールの家」と名付けています(笑)
夏の古民家の柴犬
式台前の板張り廊下は眺めがよくて涼しいので、柴犬もよくここで寝ています。

じゃなかったら、土間の板張りの囲炉裏前にいます。ここも涼しいみたいです。
古民家の囲炉裏端と柴犬の俯瞰
どこから撮った写真かと思われるかもですが、
これは2階に1階が見降ろせる小さいのぞき窓を付けたんです。通風を兼ねて。
床板は松煙と柿渋を混ぜて私が塗りました。

こんな感じでよく伸びています。
夏の囲炉裏端の柴犬
今年ももう柴犬の伸びる時期です。
ちなみにここは犬は土足許可です。もう足も拭いてません(笑) 
チップ敷いてるので雨の日でなければ泥足にもならないし。

五右衛門風呂ですが、もちろん入りましたよ。
タイル張りの五右衛門風呂

無事焚けました~♪
五右衛門風呂を焚く
廃材がたくさんあるので焚く物にも困りません。
思ったよりもは早く焚けるんで驚きました。薪もたくさんいらないし。
釜がそれほど大きくないせいもあります。
身体の大きな男性とかだとちょっと窮屈かもしれませんが、
そんな頼もしい夫がいるわけでもなく(涙)。

風呂底は、廃材の中から適当に拾った板。
五右衛門風呂に入る
ちょっとだけよ~♪

古民家再生、いくつか見ましたが、ユニットバスにしている方が多いんですよね。
それは予算とか、掃除やメンテとか、まぁいろいろ理由はあるかと思うのですが、
やっぱりちょっと味気ないと思うのよね。
このお風呂だと、ここでお風呂に入るのが楽しいです。
給湯もついているので、時間がないときや面倒なときはお湯を入れて入れますし。
お客様はみんな、お風呂が見たいとか入ってみたいとか言います。
ピンクのタイルもよかったと思ってます。レトロださ乙女可愛いでしょ♪

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■自己紹介

みずき

Author:みずき
推定大正期建築の千葉の古民家。放置すれば傷むばかり、とふと思ったことが大ごとに! 千葉と東京・神奈川を往復しつつ改修を目指す日々の記録。柴犬も一緒♪ 題名は「築大正」「先生が住んでいた」との話と、「宮澤賢治が出てきそうな家」と思ったことからの連想。景観と調和し、昔からずっとそこにあるような家を目指して、夢と妄想だけは大きく、千葉のイーハトーヴか、武相荘か!? 
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