上総の国の片田舎に古民家という名の廃屋あり。改修再生完了しました
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風情ある瓦屋根は古瓦で
古民家改修で、本体工事がどんどん進んでいるところで、次に行う瓦の葺き替えの準備。
これは瓦のカタログ。いろいろな瓦があるんですね。
瓦のカタログ

うちの屋根の瓦の見本。
瓦の見本
瓦の見本と、下にある破片がもともとの瓦です。
色を比べるために置いてみました。

けっこう色が違います。

家の外観の印象って、まず屋根、次に建具と思っています。
外観での屋根の印象って大きいです。
民家の種類ににもよりますが、
やっぱり屋根はどっしり存在感があるのがいいなぁーと思うんですよね。

戦前に建てられた家の屋根瓦は、色が均一でなくてまだら模様に見えます。
戦前の瓦の屋根
これはうちは2階のまだら模様の屋根。
1階の屋根の一部は、トタンに葺き替えられていて、そこは瓦に戻したいのですが、

新しい瓦ってピカピカしていて、色が揃っていて均一。
まだら模様な古瓦の屋根と並べたときに、少しでも違和感のないようにできないかなーと。

まだらの古瓦とあまり違和感のないようにできないでしょうか、
色の違う瓦を混ぜるとか…と設計士&工務店にとりあえず言ってみました。
ない袖は振れないのでできないことは仕方がありませんが、
とりあえず希望は言ってみる。

今の瓦と昔の瓦は、規格が違い大きさが違うそうで、混ぜて敷くことはできないそうです。
色は、もう少し黒い瓦もないそうです。
古い瓦のように一から屋根瓦を焼いている例もありましたが(また後ほど)、
うちではそんな費用はかけられません。

と、そんなことをとりあえず言い放ってから数日後。

工務店の若社長 「古い瓦を洗って、使えるものを使いましょう」
古瓦の山
つ、使えるんですかコレ?

この古民家を買うとき、雨漏りしていたので不動産業者が修理したのですが、
そのときの修理がぞんざいで、瓦を降ろしてトタン屋根にしたとき、
処分費もかかるし、瓦を庭の隅に集めておいてそのままになっていたものです。

というわけで、瓦の選別。
形別に、割れていないものを選り分けます。瓦は重いので、けっこう大変な作業。
古瓦を選別
現場監督サマ、面倒な作業をありがとうございます(涙)

瓦を一枚ずつ洗いました。
瓦洗い

ヒルが出た~!
クロコウガイビル
後で調べてみたら「クロコウガイビル」でした。
カタツムリなどを食べるそうで、血を吸うヒルとは別種だとか。

瓦屋さんに必要な枚数を出してもらったところ、
トタン屋根部分の、家の前面と横面を葺き替えるには、平べったい瓦は約500枚必要。

ざっと選別したところ、470枚くらい。足りませんorz
一部は今の屋根の補修にも使うとすると…ますます足りない。

というわけで、家の正面から見える一面だけを古瓦で葺くことになりました。
穴あき天井

とすると、角度によっては、古瓦で葺いた屋根と、新しい瓦の屋根とが隣り合って見えるわけで…
それならせっかく洗った古瓦だけど、全部新しい瓦の方がいいのかなぁ…
などと悩みましたが、
結局、やっぱり目につく正面のみ古瓦にすることになりました。

洗われて、出番を待つ古瓦。
洗った古瓦

目に見えるところだけ作るって、映画やドラマのセットみたいですね(笑)
古瓦は雨落ちを作るのにも使う予定です。

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この記事へのコメント
123. 古民家直しました   URL  2012/03/27 13:04 [ 編集 ]
金属瓦という選択肢はないんですか。
外観は瓦葺に見えますし、屋根が軽くなるから構造上は余裕が出るメリットもあります。

125. みずき   URL  2012/03/27 23:57 [ 編集 ]
そういうのもあるんですねーいろいろ教えてくださって勉強になりますー

>やっぱり屋根はどっしり存在感があるのがいいなぁーと思うんですよね。
>まだら模様な古瓦の屋根と並んだときに、少しでも違和感のないようにできないかなーと。
126. いっぽ   URL  2012/03/30 21:03 [ 編集 ]
初めまして

古民家暮らしからきました

古民家の再生どこまで直すのか難しいですね

古い瓦は焼いたときの温度差で色むらが出来ていると聞いたことがあります

そして一度おろした瓦は脆くなっていると聞いたことも

3年前に曾爺さんが建てた家(明治30年頃の建築)を大きくリフォームしました

茅葺(トタン被せ)は触らずに瓦屋根は悩んだ末今後のメンテナンスを考え新しい瓦で葺き替えました

ライブドアブログのちいさな農民のひとりごとでリフォームの様子(2009年3月)を少しアップしています
127. みずき   URL  2012/03/31 00:38 [ 編集 ]
いらっしゃいませ。どこまで直すかは難しいですね。
というか私はなるべく直さないでほしいんですが(笑 お金もないし)、
今はその方が返って難しい(面倒な)ようで、お金掛けずに手間ばっかり掛けさせて、
工務店さんごめんなさいーどうもありがとうございます、です(笑)

古瓦は壊れるものもあるとは聞きましたが、
私の意向をくんで工務店さんが提案してくださったので、
まぁなんとかなるんじゃないかという感じです(笑)
茅葺のトタンかぶせは好きなんですけどね。
136.      2012/05/15 23:48 [ 編集 ]
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みずき

Author:みずき
推定大正期建築の千葉の古民家。放置すれば傷むばかり、とふと思ったことが大ごとに! 千葉と東京・神奈川を往復しつつ改修を目指す日々の記録。柴犬も一緒♪ 題名は「築大正」「先生が住んでいた」との話と、「宮澤賢治が出てきそうな家」と思ったことからの連想。景観と調和し、昔からずっとそこにあるような家を目指して、夢と妄想だけは大きく、千葉のイーハトーヴか、武相荘か!? 
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